2020年4月21日 / 最終更新日時 : 2020年7月27日 akihironakatani コラム「食品特許の知識」 「特許訴訟制度」改正をわかりやすく解説! 今回、訴訟制度を改善すべく特許法が改善され、本年4月1日に施行されました。 どのような改正かと申しますと、特許訴訟制度の見直しです。同時に意匠法も改正されましたが、このコラムでは特許訴訟制度についてお話をしたいと思い […]
2019年11月8日 / 最終更新日時 : 2020年9月1日 akihironakatani コラム「食品特許の知識」 食品ブランドの価格的付加価値 食品分野の知的財産は、特許権よりも商標権の取得・活用が他の分野と比較して多いという特徴があります。 近年では、商標のみならず食品技術でも特許で保護をしていく動きが大きくなっていますが、それでもなぜ商標権の取得や活用に積 […]
2019年10月2日 / 最終更新日時 : 2020年7月27日 akihironakatani コラム「食品特許の知識」 特許庁・広報誌「とっきょ」はご存じですか? ご存知の方はどれくらいおられますでしょうか? 知財の専門家であればご存知と思いますが、特許庁が隔月ごとに発行している広報誌です。 特許庁が作成しているのならば相当真面目で小難しい内容のものでは?と思いきや、国の機関 […]
2019年9月13日 / 最終更新日時 : 2020年9月1日 akihironakatani コラム「食品特許の知識」 スタートアップ・ベンチャー企業の知財戦略 スタートアップステージの企業では、やらなくてはならない仕事が多く、なかなか知財まで手が回らないという話を聞いたことがあります。 先日9月7日に開催された、食品・バイオ分野の技術士の勉強会「技術士北海道会」に参加いたし […]
2019年8月7日 / 最終更新日時 : 2020年9月1日 akihironakatani コラム「食品特許の知識」 食品技術者から見た食品特許と官能評価~トマトジュース事件裁判例から~(その1) 1.はじめに 特許を取得するために欠かせない「発明の効果」。技術課題を解決するための発明がどのような効果を有するのを明細書で示さなければなりません。 食品の開発や改善の評価方法として当たり前のように活用されるのが「官 […]
2019年8月7日 / 最終更新日時 : 2020年9月1日 akihironakatani コラム「食品特許の知識」 食品技術者から見た食品特許と官能評価~トマトジュース事件裁判例から~(その2) 👉(その1)からの続きです。 4.トマトジュース事件の争点 最大の争点は「明細書の官能評価である実施例は特許のサポート要件を充足しているのか、していのか」でした。 サポート要件とは、特許請求の範囲の書き方について定め […]
2019年7月4日 / 最終更新日時 : 2020年9月1日 akihironakatani コラム「食品特許の知識」 ノウハウ保護のポイント 1.ノウハウとは ノウハウとは「技術秘訣」と訳されることがありますが、国際商業会議所(ICC)によるノウハウ保護基準条項(1960年)の中で「ノウハウとは単独で又は結合して、工業目的に役立つある種の技術を完成し、またそ […]
2019年7月3日 / 最終更新日時 : 2020年9月1日 akihironakatani コラム「食品特許の知識」 特許調査とその手法 1.特許調査の目的 研究開発や技術開発を進めていく上で、情報を十分に「得て」開発していくのと、情報を十分に「得ない」で開発をするのとではどのような違いがあるでしょうか。 いずれも同じ結果になるとは思えません。 情報 […]
2019年7月1日 / 最終更新日時 : 2020年9月1日 akihironakatani コラム「食品特許の知識」 食品技術者と特許 特許視点での食品とその環境 特許視点における食品分野の特徴について考えてみたいと思います。 例えば非食品分野である電機、機械分野などを例にあげると、装置そのものを市場などから入手し分解・調査することで、技術構成を知る […]
2019年1月2日 / 最終更新日時 : 2020年11月4日 akihironakatani コラム「食品特許の知識」 IP(Intellectual Property=知的財産)ランドスケープとは 1. 膨大な特許情報 我が国の2016年における特許出願数(国際特許出願件数含む)は約32万件、世界の特許出願件数は約312万件※1で、この数字を見るだけでも膨大な技術情報であり、「ビックデータ」であることが分かります […]